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ギターの練習は「順番」で変わる|楽譜は練習の設計図ではない理由

ギター上達に必要なのは、練習の設計図

ギターの練習は、何を弾くかより「どの順番で練習するか」で上達が変わります。楽譜通りに練習している限り、設計図のない建築と同じです。

練習しているのに、上達している実感がない。弾ける曲は増えたのに、何かが足りない。その原因は、才能や練習時間ではなく、ギターの練習の「順番」にあるかもしれません。

この記事では、楽譜が練習の設計図ではない理由と、練習の順番を設計するという考え方をお伝えします。

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目次

ギターの練習は「順番」で上達が決まる

楽譜と設計図のロールが並ぶ机
楽譜は何を、設計図はなぜ今かを示す。

ギターを練習するとき、多くの人は楽譜を使います。

楽譜を見て、音符の通りに弾く。難しい箇所を繰り返し、弾けるようになったら次の曲へ。これが一般的な練習の流れです。

しかし、これは楽譜の使い方ではあっても、練習の設計ではありません。

楽譜は「何を弾くか」しか教えてくれない

楽譜に書かれているのは、音の高さ、長さ、強弱、速度です。これは演奏の情報であって、練習の情報ではありません

  • なぜ今この曲を弾くのか
  • この曲の前に何を身につけるべきか
  • この曲をマスターしたら次に何へ進むべきか

楽譜には「この音をこの長さで弾け」とは書いてあっても、「この音を弾くために、どの指の動きを先に訓練せよ」とは書いていないです。

楽譜は演奏の設計図であって、練習の設計図ではない。この区別を意識しないまま練習を続けると、楽譜通りに弾けるようにはなっても、技術が根本的に積み上がっていかない、といったことがおきます。

「いつ・なぜ・どの順番で」が練習の設計図

建築に例えると、材料の一覧が楽譜で、建て方の手順書が設計図ということになります。材料だけあっても、手順がなければ家は建ちません。

右手の親指を独立させる前に、アルペジオの複雑なパターンを練習しても、技術の基礎がない状態で応用を積み上げることになります。砂の上に建物を建てるようなものです。

練習の設計図が示すのは、演奏の情報ではなく、技術を身につける順序です。

ギターの練習の順番を間違えている人のパターン

材料と手順書を表す建築の図面と木材
材料があっても、手順がなければ家は建たない。

弾きたい曲から逆算する

「この曲を弾きたい」から始めて、「この個所が難しい」と分かり、その箇所だけを繰り返す。

この方法は、短期的には曲が弾けるようにはなります。

しかし、難所を一つずつ攻略しても、それらが統合されて「演奏能力」になるとは限りません。バラバラのパーツを集めても、設計図なしには組み立てられないのと同じです。

教則本を最初から順番にやる

これは順番があるように見えます。しかし、多くの教材は、有名作曲家の楽曲や編曲された曲が、演奏の難しさの順に並んでいることがあります。

そのように並んでしまっていると、弾き易さの順であっても、技術を構築する順とは限りません。

正しい順番で練習した時に起きる事

基礎が固まった上に応用が乗る。そんな瞬間が来ることがあります。それまでバラバラだった技術が、突然つながる瞬間です。

「あの練習が、この動きのためだったのか」と気づいたとき、練習の意味が全部つながります。なぜこの練習をするのかがわかるので、集中力も大きく変わります。

ギター練習の順番を設計する3つの視点

自分の練習を設計図にするには、次の3つの視点で見直します。

1.目的:この練習で何を身に着けるか

1回の練習の目的を、一つに絞ります。目的があいまいな練習は、終わった時の達成感が残りません。

2.前提:その前に身につけておくことは何か

今の練習が、何の上にのっているかを確かめます。前提になる技術が整っていなければ、先に戻って整えます。

3.次の一手:身につけたら何に進むか

この練習が終わったら、次に何へ進むのかを、あらかじめ決めておきます。次が見えていると、今日の練習に意味が生まれます。

この3つの視点を、30曲の曲順に落とし込んだものがクラシックギター初心者の練習曲|全30曲のロードマップと曲順の考え方です。

Freeman 365 Studioが解決する課題

30曲を目的に沿って設計した理由

Freeman 365 Studioの練習設計図は、30曲で構成されています。

この30曲は、難易度順でも、演奏時間順でも、有名曲順でもないです。技術構築の順序に従って設計されています。

1曲目は、練習設計図全体の入り口として機能する。この曲で身に付けることが、2曲目の前提条件になっている。2曲目で身に付けることが、3曲目の前提になる。この連鎖が30曲まで続きます。

地図として見たとき、1曲目は「現在地の確認」で、30曲目は「目的地への到達」になります。

右手(p・i・m・a)フォーカス、スケール、トレモロという設計軸

各曲には明確な設計軸があります。

右手(p・i・m・a)各指にフォーカスした曲群があります。特定の指の独立を促すことが、その曲の主目的となります。

スケール(音階)にフォーカスした曲群があります。指板上での音の流れを身体に入れることが目的です。

  1. トレモロフォーカス
  2. メロディフォーカス
  3. リズムフォーカス
  4. テンポフォーカス
  5. スケールフォーカス

それぞれの曲が、特定の技術となる要素を重点的に訓練するために設計されています。

これらを適切な順番で組み合わせることで、技術が体系的に積み上がります。

存在してこなかったコンセプトとは何か

従来のクラシックギター教材は、演奏難易度の順番に沿っていることが多くありました。

Freeman 365 Studioが違うのは、技術習得の構造を基準に曲を創り、設計したことにあります。
「この指の動きを身に付けるために、この曲の、このパターンが最適だ」という論理から曲を設計しています。

また、p・i・mの同じ動きで完結させる曲、m指を使わない曲、といった切り口での設計は、従来の教材で見つけることは難しいかもしれません。

各指の役割を分解して、一つひとつを独立して訓練するという発想が、この設計図の核心です。

設計図を持つと、練習が義務から実験に変わる

設計図を持って練習すると、毎回の練習の意味が変わります。「今日は○○の技術を確かめる実験だ」という意識で弾けます。上手く弾けても、弾けなくても、それが今日の収穫になります。

この感覚は、義務感とは全く違います。毎回の練習が発見の機会になることが、長く続けるための内側のエンジンになります。

ギター練習の順番|よくある質問

練習の順番は、自分で決められますか?

決められます。まず「目的・前提・次の一手」の3つの視点で、今の練習を見直してみて下さい。時間の組み立て方は、ギター基礎練習を15分で設計する方法にまとめています。

弾きたい曲があるときは、どうすればいいですか?

弾きたいと強く思う曲は練習の原動力になります、そのまま続けて大丈夫です。

しかし、多くの曲は複合的な技術が必要になります。その曲を弾くために必要な技術を明確にし、別の練習で先に整えておくと、遠回りが減ります。

順番を変えると、どのくらいで効果が出ますか?

効果が出る速さには個人差がありますので、期間を断定することはできません。まず、1週間続けて、練習の目的がはっきりしたかを確かめてみて下さい。

実際に取り組み、目的を明確にすることが、最短に近づくために重要な要素です。

まとめ:練習は「順番」を設計すること

ギターの練習は、何を弾くかより、どの順番で練習するかで上達が変わります。楽譜は演奏の情報で、練習の設計図ではありません。目的・前提・次の一手を決めれば、練習は設計図になります。

まずは、練習のベースになる無料の15分練習設計図から始めてみて下さい。Freeman 365 Studioでは、練習の順番を目的ごとに設計した練習設計図を用意しています、詳細は、無料メール登録後にご案内します。

ギター上達に必要なのは、練習の設計図

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