【初心者&中級者必見】クラシックギター初心者と中級者の違い3つ

こんにちは!フリーマンです。

クラシックギターにおいて、初心者と中級者の違いって明確に定められていないですよね。

英語なんかだと、「英検」とか「TOEIC」とか階級や点数で分けられていて分かり易いのですが…。

クラシックギターも、日本ギター連盟という組織からグレード認定なるものがあるようで、自身のレベル確認には良いかもしれないです。

しかし、今回はそこではありません。

初心者と中級者というとても曖昧な区分けについて考えたいと思います。

ズバッと、出来るだけ分かり易い方法で考えていきましょう。

共感頂ける方がいたらうれしい限りです。

自分がどのランクにいるのか、こんなことよく考えたものです。
そんなことは、一回人前で演奏をすればその目の前の方達が「自由に判断をしてくれること」なのに。
あー、まだこの方は初心者だな。
あ、こりゃどう見ても上級者だ。
なんかは、全て演奏を聴いてくれた方それぞれが判断する事なのです。
でも、やっぱり気になる「自分の現状」…。
だからこそ、ギター歴がやたら長くなってきた自分の思う初心者、中級者の違いを発信したいと思いました。
上級者はまたの機会ですね!
まずはこの初心者→中級者を突破したいと思うのが常ですので。

目次

まず初めに

まずは初心者と中級者の定義を明確にしておきましょう。

初心者中級者
ギターを始めたばかり
教本に沿った練習曲がメイン
爪の重要性がまだわからない
自分は中級者だと思う
ある程度ギターが弾ける
演奏会でも映える曲が演奏できる
爪の重要性を理解している
自分は初心者だと思う
初心者&中級者の定義

この定義については千差万別、細かくすることもできますし、いくらでも評論することはできるでしょう。

ここではそう言ったことは抜きにし、一般的にそう思われるのではないか?といった視点を中心に考えていきたいと思います。

アルハンブラの想い出が一通り弾けるか弾けないか

これはあるかな、と思います。

クラシックギターの名曲、タレガ作曲の「アルハンブラの想い出」

この曲に使われるテクニック(トレモロ奏法)には練習が必要なのです。

クラシックギターを弾いたことがない方には例外なく全ての方が訓練必須なレベルになります。

親指でベース音を出しながら、連続して粒の揃った音を出すことが大変…。

だからこそ練習に時間がかかり、ギターを演奏することへの情熱と意欲が大事になるのだと感じます。

この曲に挑戦し、練習し、一通り弾けるようになっていることが一つの目安になっているのだと。

完璧ではなくても良いですし、著名な演奏家の真似が出来なくたって良いです。

この曲に挑戦し、暗譜し、一通り弾けるようになっているか否かは、一つ試されているのだと感じます。

暗譜とは?

曲を暗記しており、楽譜を見なくても演奏ができるようになっていること。

1曲に多くの練習が必要。

参考までに、アルハンブラの想い出はこんな曲。

アルハンブラの想い出

爪の手入れができており、悩みも多くなってきている

少し違う視点から見ていきたいと思います。

クラシックギター(指弾き)において、「爪の手入れ」は切っても切り離せません。

ヴァイオリンやチェロでいうところの弓(弦を弾くもの)に近いものがあります。

しかしながら、爪がなくても演奏は可能で「指頭奏法」なるものがしっかりと昔から存在しております。

ここで大事なのは、弦を弾く爪(指)を意識できているかどうかがポイントなのです。

これは以下のようなポイントがあります。

【爪弾きの場合】

爪の形、削る方法、爪の弱さや強さの理解、等が出来ているかどうかです。

【指頭奏法の場合】

やわらかい音、あたたかい音などの特徴があります。

このように指頭奏法についてもある程度、音や特徴を理解し、演奏しているかどうかです。

現時代で指頭弾きの演奏家をあまり見かけたことがないので、極めたらとてもユニークな演奏家になれそうです♪

いずれにしても、弦を弾く指についての理解や研究には余念がなくなっていくことになります。

演奏が楽しくなってきて、演奏する曲のバリエーションも増えてくる中級者には特に現れる特徴です。

爪は正直奥が深いです、何年、何十年も研究を続け、試行錯誤していくことになるでしょう

自分のレベルが客観的に見えている

「定義」で記載しました、以下について触れていきたいと思います。

初心者:自分は中級者だと思う

中級者:自分は初心者だと思う

ここでのポイントは、客観的に自身のスキルが見えているかどうかです。

中級者(ある程度ギターが弾けるよう)になってきますと、多くの演奏家の自身が弾く曲を聴く事になり、多くの楽曲の壁にぶち当たっていることが予測されます。

自分は良い、悪いの判断よりは、こう弾きたい、この人みたいに弾きたい、そしてどうやってそのように弾くのか、といった疑問が多く出てくるようになります。

そうしますと上手な演奏を客観的に理解でき、「どう弾きたいか」といった演奏欲が出てくるようになります。

これが客観的に自身を見れるようになるという事だと感じます。

自身の弾きたい曲に対して、

・どうやって弾くのか

・このフレーズどう弾こうか

・この人の様に弾いてみたい

と思うようになり、その曲、そのフレーズを黙々と練習しているようになったその時

もうあなたは、中級者以上のスキルを有している可能性が高いと思われます。

まとめ

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

大なり小なり、他者の演奏を見た時、自身が演奏した時など、いやでも感じてしまいますよね…。

自身の立ち位置や自身のスキルについて。

そんな時の、自身を見つめ直す際の参考に頂けたら幸いです。

是非フリーマンのギターチャンネルも覗いて頂けたら幸いです!

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