【初心者向け】クラシックギター初心者の練習方法、外せないポイント3つ

こんにちは!フリーマンです。

フリーマンはエレキギター➡クラシックギターの順番で始めた身であります。

ギターという楽器は弾いてきたけど、クラシックギターは全くもって弾けませんでした。

クラシックギターを始める時、そして違う種類のギターからクラシックギターを始める時を想定し、特に練習方法として外せないポイントに焦点を当てたいと思います。

エレキギターやアコギをある程度弾ける状態であってもクラシックギターのスタートは厳しいものがありました。

それらは大きく以下3つに当てられます、

ト音記号の楽譜、指弾き、ミスタッチ(生音での演奏の壁です)

ギターが弾けても弾けなくても、クラシックギターにはこれらの壁が最初に立ちはだかります。

だからこそ、最初の段階で練習方法のポイントとしておさえたい所です。

楽譜の解読とか、指弾きは憧れたことをよく覚えています。
なぜか楽器を演奏する高貴な気分になれたものです、弾けないのに…(笑
あと電気を通して思いっきり歪ませてエレキを弾いていた身から、超生音のクラシックギターはミスタッチや演奏する緊張感が比にならなかったことを記憶しています。
生音はミスタッチが速攻わかる為、とてもイヤですね…。

タブ譜ではなくト音記号の楽譜を読めるように慣れましょう。

タブ譜とは?

以下のような譜面で、ギターの弦とフレット番号を譜面に記すものをいいます。

タブ譜を使用すると、どの弦を弾くのか、どのフレットを押さえればいいのかなどが簡単に読解する事が出来ます。

タブ譜(見本)
目次

ト音記号の楽譜と記号に慣れること

この楽譜のパートで抑えるポイントは3つです。

「ト音記号、弦の番号、右手・左手の記号」この3つのポイントをまずおさえましょう。

まずト音記号の楽譜を見てみましょう。

ト音記号(ギター開放弦)

こちらはギターのノーマルチューニングに合わせたト音記号の楽譜になります。

全て開放弦(弦の音を鳴らすだけ)で上記音が出ます。

そしてこちらが、ギター各弦の番号になります。

ギターの弦番号

この⑥~①の記号を覚えましょう。

左手(弦を押さえる手)と右手(弦を弾く手)の記号を覚えましょう。

※クラシックギターでは左手親指は使いません。

左手の記号(弦を押さえる手)
右手の記号(弦を弾く手)

最後に、クラシックギターの楽譜を見てみましょう。

左手・右手の表記(見本)
弦番号の表記(見本)

いかがでしょうか?

これで重要な練習方法のポイント1つをおさえたも同然です。

左手・右手の表記(見本)を見てみましょう。

「0,1の記号」がありますが、これが左手の記号になります。

0は開放弦、1は左手の人差し指を使えということです。

「i,m,aの記号」がありますが、これが右手の記号になります。

miは右手中指と人差し指で同時に弾く、aは右手薬指、mは右手中指で弾けということです。

次に、弦番号の表記(見本)を見てみましょう。

「②、③の記号」がありますが、これがギターの弦番号になります。

左手は中指(2)と薬指(3)で押さえ、そして弦は②弦と③弦を使えということを言っています。

ト音記号、弦の番号、右手・左手の記号この3つのポイントをおさえる事が出来ましたでしょうか。

クラシックギターではこの楽譜、記号で曲の表記がされています。

そのため、タブ譜で慣れてしまっていたとしてもト音記号に慣れることは必須になるでしょう。

ここのポイントをしっかりおさえ、練習に取り組みましょう♪

アポヤンド・アルアイレ奏法を理解し習得する

クラシックギターはその特性上、指弾きが必要になります。

その中でも特に最初に習得しなければならないテクニックがあります。

それが、「アポヤンド」と「アルアイレ」です。

聞きなれないテクニックですよね?

当時クラシックギターを知らなかったフリーマンは、まったく意味不明な言葉でした。

指弾きを学ぶ上では切っても切り離せないテクニックの為、内容の理解と弾き方を早期に覚え理解の上日々の練習に当たることを強くおすすめします。

簡単な説明は以下になりますが、詳しく解説もしておりますので別記事を参照頂けると理解がぐっと深まります。

アポヤンド‐強い音

次(隣)の弦に寄りかかるようにして弦を弾くテクニック

はっきりとした音が特徴で、強い音を出す時に効果を発揮。

アルアイレ‐弱い音

次(隣)の弦に触れないようにして弦を弾くテクニック

ギター全体の音を響かせる事ができ、弱い音を出す時やテクニカルに演奏する時に効果を発揮。

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アルペジオ(分散和音)の基礎を固める

最後はクラシックギター曲の演奏に欠かすことのできないアルペジオをおさえましょう。

アルペジオ(分散和音)とは

和音(コード)を分散させて弾くこと、コードを一回で弾かず分けて弾くことを言います。

多くの曲にアルペジオは使用されており、クラシックギターを弾くうえでも重要な技術となります。

右手の機械的な訓練が必要、且つ多くのパターンが存在する為、どの教本にも深く多くのパターンが出てきます。

コードとアルペジオの違いはこちら。

コードとアルペジオ

① がコード(Cメジャー)

② がアルペジオ、ベース音を残しコードを分散させて弾いています

正直な意見としましては、練習する弾きたい楽曲から学ぶのが一番楽しくて効果的だと思っております。

ですが、基礎となる訓練は教本で出てくる様々なパターンからまずは練習することをおすすめします。

右手のパターンが多く存在し、どれも対応が出来ないと結果的に意味がない事が理由となります。

パターンとは右手の記号で、

p-i-m、p-m-i、p-i-m-a、p-a-m-i等々、非常に多くのパターンに発展します。

必ず教本の中でもアルペジオの各パターンは出ますので、まずはしっかり基礎となるパターンを習得しましょう。

そのうえで「禁じられた遊び」等の楽曲に取り組み、習得していくのが吉です。

まとめ

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

クラシックギターを始める方、始めようとしている方、そして違う種類のギターから始める方の視点で、練習方法として外せないポイントを解説してきました。

ト音記号の楽譜と記号

沢山の楽譜を目にすることがあるでしょう、そして曲を作ることもあるかもしれません。

どんな時でもこのポイントは重要で、弾き方や運指を理解する事で曲の習得も早くなります。

初心者のタイミングから理解をしておきたいですね。

指弾き習得のためのテクニック(アポヤンド・アルアイレ、アルペジオ)

指弾きが慣れてない段階でも確実にずっと向かい合わなければならない重要なテクニックです。

できるだけ早いタイミングで理解し、練習を行うことで練習の効率化が図れることでしょう。

これらの技術を磨くことは、クラシックギターを楽しむ事にもつながります。

最後に、冒頭に記載しました「ミスタッチ(生音での演奏の壁です)」についてです。

どうしてもクラシックギターは楽器の特性上、音のカモフラージュが効き難く弾き手の技量が見え易いです…。

ましてやそれを一本で人前で演奏するとなると、想像以上に緊張します

・ 楽譜の記号を理解し、正しい運指で弾く事(プロ級になればそれを自分で操作することが可能)

・ 機械的な練習で正確に弾く事(アルペジオなどがそれにあたります)

これらは、そのミスタッチを減らし確実に弾き手の技量を上げてくれるでしょう。

少しでもギターの魅力が伝わり、これからギターを始めよう、もう一度ギターを手に取ってみようといった方々の一助になれたら幸いです。

是非フリーマンのギターチャンネルも覗いて頂けますと嬉しいです!

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