こんにちは!フリーマンです。
電気を使わず1本で演奏できる、独奏楽器の完成形”クラシックギター”。
そんな楽器にもサイレントギターなるものがヤマハから販売されています。
今回のメインディッシュ(題材となるサイレントギター)は、フリーマンが長年愛用してきたこちら。
購入して15年以上経っているはずなのですが、新品みたいにキレイな状態で技術力の高さが伺えます。
今回は電気の力と現代の技術力を駆使し、究極のモバイル性能を発揮するクラシックギターについて考えてみたい。
まずはこのギターに対し、一人で最大限楽しむための道具を整えましょう。
サイレントギターのフリーマンが思う最大のメリットは以下3点と考えます。
- 音量の心配なし
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名前の由来通り、音を出すためのボディがないため音量は最小限なものとなり弾く場所をほぼ選ばない。
- とにかく軽量でモバイル性抜群
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ボディの一部を外す事ができ、ギターケース含むサイズは最小に収まる。
また重くなる素材は省かれている為、重さについても最小限となります。
- エフェクト機能で音作りが新鮮
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リバーブと高音&低音域の調整が可能なため、電気的ではありますが音の調整がとても新鮮です。
リバーブ機能:ホールで弾いたような音の響きを出す事が出来るエフェクト機能。(2段階あります)
演奏する楽曲全体、そしてもう少し突き詰めると曲のフレーズに合わせた調整まで行うと曲自体も面白く変化しそうです。
これはもうエレキギター演奏で、エフェクターとギターのつまみやスイッチを使って音の調整を縦横無尽に行う面白さに近いものがあります。
このギターを買った時の動機を思い出しました。
サイレントギターだけあり、大きな音量問題解決のため・・・
ではなく、エレキギターの様に電気を通すことで加わる多彩な音色、アンプを通すことでクラシックギター特有の音量が小さい問題が解決できるのでは?と思っていたように感じます。
どうしても通常のクラシックギターと比較してしまうと音や構造上の限界があり、そのため敬遠していた期間がありました。
ですが比較するのをやめ、これは一つのギター完成形と捉えることで、面白みが増えるきっかけとなりました。
それでは、以下4つの道具を見ていきましょう。
商品の紹介というよりは、特徴と「このカテゴリーの道具があると良いのか」と取って頂けたら幸いです。
①ヘッドホン(OneOdio_A71)
先ずは一人で黙々と楽しむための必須アイテム、ヘッドホンです。
ここはこだわりたいところですが、こだわりだしたらいくらお金があっても足りない事象に発展します。
その事象に発展しない範囲で選択します、こちらのヘッドホンは3~4千円で購入できるレベルのものです。
オーディオメーカーの製品だけあり、音質やレビューなども上々なものを選びました。
そこを踏まえ絶対に外せないポイントを3つだけ抑えていきましょう。
- 3.5mmステレオミニプラグが付いているものを選びましょう(〇の箇所)
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サイレントギターに直接刺せる3.5mmの細い端子のものが使い勝手が良いです。
たいして邪魔にはならないので音質の良い有線が良いと思ってます。
このクルクルしたケーブルの形も邪魔にならずGoodでした♪
- 格安のものは避けましょう
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大手量販店オリジナルの1,000円で買えるような、適当なものは選んではダメです。
フリーマンはこだわりもせず購入しましたよ、1,000円のよさそうに見えるやつを…。
安物買いの〇失いということになりました。
聞き比べをしましたが、やはり「オーディオメーカーって違うんだ」と思うくらいの差をはっきりと感じます。
- イヤーパッドがしっかりしているもの
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ふわふわで、ある程度厚みがある事。
装着時の疲れ軽減と、音漏れが防ぐ事ができて、よき相棒となる事でしょう。
②ギタースタンド(GUITTO_GGS-01)
続いて快適性を上げるために必要なアイテム、ギタースタンドです。
このスタンド、なんといってもこのサイズに折り畳みが出来る事が最大のメリットになります。
しっかりとギターは立ちますし、作りもしっかりしております。
このサイズになりますと、専用のギターケースに収納が出来る事がとても重宝するポイントになります。
折り畳み式ギタースタンド、これを機に一つ揃えてみるのは「あり寄りのあり」となることでしょう
③クリップチューナー(ダダリオ_PW-CT-17)
ギターに直接装着できるクリップチューナーは必要なアイテムとなります。
最新のサイレントギターにはチューナー機能が付いているものあるようですが、こちらのタイプ(YAMAHA_SLG-120NW)にはチューナーは搭載されておりません。
スタンド式のチューナーを使うのも手なのですが…、
音量が小さいためマイクでは音を拾ってくれないのと、ケーブルを使う場合邪魔になります。
このクリップ式のチューナーはそんな手間が省け、非常に重宝することになります。
この製品の特長かもしれませんが、精度が高くチューニングが楽です。
頻繁にチューニングが狂う弦張替え後、などは特にありがたく感じます。
ギターのヘッド部分に装着しておけば、常に良い状態でギターを弾けることでしょう。
種類も多く、価格帯も1,000円~2,000円程度であります。
④充電式9V電池(EBL製)
最後はサイレントギターのメイン電源となる、充電式9V電池です。
ヤマハのサイレントギターにはACアダプターが付属で付いておりましたが、コンセントが必要なうえ、コードが余計に増えてしまいます。
ですが今の時代は充電式電池も良い物が安く手に入るようになりました。
こちらの充電池はMicro USBケーブルで急速充電ができるタイプで、2個セットで1,500円前後でした。
充電式で2個あればほぼ無制限でACアダプターなしで演奏が出来ます。
この9V電池ですが、アルカリ乾電池のしっかりしたものだと1個500円以上と、割と価格が張るようです。
充電式はそういった観点でも安心を与えてくれますね。
ちなみに装着する箇所はギターの背面、こちらになります。(電池露出してますが、勿論カバーがあります)
【追記チェック項目】
上記写真の充電池ですが、ノイズがのるものが1本混ざっておりました。
電池も物により向き不向きがあるようで、以下のものが楽器には適しているようでしたので載せておきます。
こちらは充電器付き2個セットで2,000円程度、2個とも問題がなかったです。
最後に
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
モバイル性が非常に優秀なヤマハのサイレントギター、一人で最大限に楽しむ道具を整えてきました。
これらの道具があれば最小限の装備でどこへでもギターを持ち運べ、演奏を楽しむ事が出来ます。
こちら付属ケースの中に今回紹介したすべてのものが入っております(笑
完成度は高くクラシックギターをとても再現していると感じますが、通常のものと比較するとやはり差があります。
個人的な感想になりますが、比較すること自体ナンセンスなのかなと感じています。
このギター自体完成度が高く、特徴も非常に明確なものですので「一つの完成形として捉える」方がこのギターを最大化できる事でしょう。
サイレントギターの楽しみ方、そして選択の一助となれば幸いです。
是非フリーマンのギターチャンネルも覗いて頂けますと嬉しいです!