カヴァティーナ(Cavatina)の弾き方、気持ちよく演奏するための3つのポイント

こんにちは!フリーマンです。

クラシックギター曲の中でも、特に美しい曲として代表される「カヴァティーナ(Cavatina)」を、気持ち良く演奏するための弾き方のポイント3つにまとめ紹介していきたいと思います。

映画ディア・ハンターのテーマ曲でもあるカヴティーナ、メロディラインが美しくコード進行も素晴らしいです。
こんな曲がギター1本で弾けるなんて、感謝しかないです。
初心者の方でも弾き易く、ずっとお付き合いしていく曲になります。
弾き方のポイントを習得して、練習していきましょう!

目次

ポイント1 メロディをとにかく楽しむ

この曲の楽しみは、メロディラインとコード進行だと私は思っています。

このメロディラインを楽しまずして何を楽しもう!

ロマンス編で学びましたね!

そう、右手は「a」の指をアルアイレ中心で軽く響かせるのがオススメです。

何度も弾きながら練習も大事ですが、メロディラインを覚えてしまうまで何度も曲を繰り返し聴くことも、一つの練習法となります。

色々な演奏家を聴き、楽曲を楽しみながらメロディを覚える事も一つの楽しみ方ですね♪

ポイント2 メロディライン以外は頑張りすぎない

ポイント1にて記載の通り、この曲はコード進行が神がかっています。

そのため、極論になりますがメロディライン以外(コードのアルペジオ部分)は音さえ出ていれば、気持ち良く演奏することが可能です。

頑張って弾かなくても良いと感じています。

メロディラインに集中し、大きな音を出さずにコード進行を楽しみましょう♪

ベース音やアルペジオの音に集中しすぎてメロディラインがおろそかにならないように注意しましょう。

メロディライン以外の音量が大きくなってきている場合も注意。

この場合、メロディラインの音が極端に小さくないっていないかも確認しましょう。

ポイント3 最大の難所をクリアすること

これは演奏をしてみるとわかるのですが、一番最初のメロディラインが難所なんです。

演奏動画で言うところの「0:06」地点のメロディライン。

この「ティラリーン♪」の音を出しながらコードラインを弾くのがしんどいのです。

何度練習してもメロディが抜けてしまうのが通常と思います、ゆっくり速度を落とし何度も練習します。

この箇所を重点的に練習しクリアすれば、もうこの曲の殆どは完成!

コツは「この箇所のメロディラインはハンマリング・オンで弾く」事がオススメです。

ハンマリング・オンの解説は以下、Youtube&ブログでも行っております。

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おまけ(この音のために!)

本曲のメロディラインで出てくる一番高い「ミ」1弦12フレットの音を感じて下さい。

演奏動画で言うところの「0:34」のメロディ音です。

ここは絶対<右手「a」のアルアイレ>で試してほしいです!

フリーマンはこの1音のためにカヴァティーナを弾いていると言っても過言でない(笑)

少し熱くなってしまいました(汗)

自身の力量も必要ですが、ギター本体の「鳴り」をフルで体感できるところも熱量が入るポイントでした。

是非気持ち良くギターを演奏する一つの視点と思って頂けたらと思います。

最後に

ここまでお付き合い頂きありがとうございます。

クラシックギター1本でカヴァティーナを弾いてみたいと感じて頂けましたでしょうか。

ポイント1 メロディをとにかく楽しむ

ポイント2 メロディライン以外は頑張りすぎない

ポイント3 最大の難所をクリアすること

おまけ   この音のために!

カヴァティーナはギター曲の中でもトップクラスで美しい曲です。

是非ギターを弾くきっかけに、そして気持ち良くギターを弾く一助にして頂けたら幸いです。

ギターが好きで気持ち良く演奏を楽しんでおります。

参考までに、フリーマンYouTubeチャンネルをご視聴してみて下さい。

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