クラシックギター初心者へおすすめの練習曲3選「まずはこの名曲を弾てみよう!」

こんにちは!フリーマンです。

クラシックギターを始めると、教則本はじめ多くの練習曲を目にすることになりますね。

沢山の練習曲の中にも、楽しい曲、つまらない曲、やたら難しい曲等々、多くの曲に出会うことになります。

そんな中でも、「楽しく、比較的弾き易く、人前で弾いてもGood!」な練習曲を3つ選定していきたいと思います。

クラシックギターを始めてつまらない練習曲ばかりで少し飽きてしまった時など、特に参考にしてみて下さい。

ここでいう練習曲とは、必ずしも「練習曲」と名前がついている曲を対象としているわけではありません。

初心者へ向けた「練習に適した(楽しく、比較的弾き易く、人前で弾いでもGood)」な曲としてお読みいただけたら幸いです。

フリーマンは練習曲って退屈な傾向がありました。
同じような曲が多く、何かかっこよくないイメージをもっていたり…。
覚えてもいないような練習曲をいっぱい弾いてきた記憶ですが、今回は特に記憶に残ってるものを掘り起こしたいと思います。
初心者でも楽しく取り組みやすい、そして練習しがいのある曲に焦点を当てて選定しちゃいます。

楽曲の特徴、練習により得られる効果、演奏のポイントの3つのポイントで記載していきます。

初心者への選曲の参考に頂けたらと思います。

目次

月光(Op.35,No.22) 作曲者:フェルナンド・ソル

先ずは王道、おそらく多くの初心者が通ることになるであろうソル作曲の練習曲「月光」です。

月光というとベートーベンのピアノソナタを思い浮かべてしまう方もいるかもしれません。

そちらではなく、ギター曲の月光です♪

クラシックギターを弾く方にとっての「月光」は、こちらをイメージする方が多いかもしれません(笑

楽曲の特徴

スローテンポでマイナー調のアルペジオが終始続きます。

練習により得られる効果

アルペジオの基本を習得、ベース音とメロディ音の弾き分け、楽曲に抑揚をつけること。

演奏のポイント

メロディ音を出し続けること、隣の弦に触れて音が止まったりしないよう気を付けること。

バーデン・ジャズ組曲‐2楽章(子守歌) 作曲者:ジリ・ジルマル

ジャズをベースとした曲で、バーデン・パウエル(ブラジルを代表するギター奏者)へのリスペクトとして作られた曲のようです。

バーテンダーがいるバー(酒場)の雰囲気をイメージしませんでしたか?

はい、私はイメージしてました。
バーデンさん、すみません…。

この楽曲はクラシックギター曲の中でもかっこよくて栄える曲の一つです。

3楽章で構成された組曲になりますが、スローテンポでとても美しい2楽章の子守歌を紹介します。

1楽章、3楽章はぐっと難易度が上がりますので、時期トライすることを見越し2楽章を先に練習しておきましょう♪

楽曲の特徴

シンプルなコードを弾きながら裏拍にベース音が入り、しっかりジャズの雰囲気が出ています。

ベース音もコード構成もシンプルで弾き易いけれど、弾きごたえのある曲です。

練習により得られる効果

リズム感を鍛えること、コードを弾きながらベース音を鳴らす技術

演奏のポイント

ベースの裏拍を感じること、コード部分を途切れさせないようにすること

Canson Englesa 作曲者:Emmanuel Adriaensen

偉大なクラシックギターリストの一人「ナルシソ・イエペス」の演奏を聴いて知りました。

1600年前後の楽曲ということで、とても古い曲です。

エマニュエル・アドリアエンセンは、リュート奏者で音楽に長けていたといった説明も見る事が出来ます。

流石ギターです、歴史があることによりとても古い曲に触れることができてしまいますね♪

この曲は変則チューニングであるため、弾く際とても大事なことがあります。

3弦のチューニングを「G→F♯」へ半音下げてください。

楽譜をぱっと見るとノーマルチューニングで弾けそうなのですが、すごく難しくなります

このチューニングをすることで、初心者でもトライできる難度に変化します。

楽曲の特徴

スローテンポ、そしてアップテンポ、メジャー&マイナーと1曲に様々な風景がありとてもギターらしい曲です。

運指もギターの特長がいかされており、練習曲のようなのに楽しく弾ける曲になっています♪

難しくみえますが、開放弦が上手く使われており思ったよりは弾き易くなっています。

練習のやりがいがある曲です。

練習により得られる効果

ベースとメロディ音を同時に弾く、ギターの基本ともいえる旋律が一曲に詰まっています。

ベース、メロディ、コードの弾き分けが出来るようになります。

変則チューニングの練習にもなりますが、このチューニングを使った曲はまず見ないでしょう…。

演奏のポイント

冒頭にもありました、変則チューニング必須です。(3弦のGをF♯へ下げる)

運指になれることが重要です。

最初は変則チューニングに慣れないですが、実際の弾き方は練習曲で培ってきているものに近いです。
頑張れば演奏できます!

まとめ

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

クラシックギターを始めて練習曲や教本で練習を頑張っているけど、どうもモチベーションが続かない…。

弾いてみたい曲に挑戦してみたいけど難しすぎる。

このような事ってよくあるように思います。

これらの楽曲を先ずは一度聴いてみて、

そして、機会があったら挑戦してみて下さい。

練習はもちろん必要になりますが、難度的にはクリアしていく価値は十分あります。

ギターを始めるきっかけ、そして再度演奏を始めるきっかけの一つになれば幸いです。

是非フリーマンのギターチャンネルも覗いて頂けたら幸いです!

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