こんにちは!フリーマンです。
クラシックギターを演奏するとき、座る椅子の高さについて気にしたことはございますでしょうか?
いつもと違う環境でふと演奏をした時、
- やたらと爪が引っ掛かる
- なぜか姿勢が決まらない
- 左足の高さを上げたくなる
こんな経験はないでしょうか?
このようなエラーの一助となる方法について考えたいと思います。
椅子の高さでこんなことが起きてしまうことが良くあります。
これは、ネックの位置や右手の角度が普段と違うために起きてしまう弊害と考えられます。(決してあなたが下手になったわけではない!)
これらがなぜ起きるのかを少し深堀して、対策を考えていきたいと思います。
先ずは、普段使っている椅子、足台、姿見(自身の演奏姿が確認できればOK)を準備しましょう。
なぜ弊害が起きるのか?
椅子の高さが変わることで、ギターの角度が変わることが一つの要因となっていると考えます。
特に以下2点
爪が引っ掛かるようになったり、普段と音のコントロールの仕方が変わってくるようになる。
アルペジオも上手くいかずとても嫌な気分になります…、爪の形を変えたくもなります。
ここで爪の角度を変えたり、深く削りすぎると泥沼にハマってしまいますので、注意です。
ネックの位置が顔から下へ遠くなると特にですが、左手が思うように動かせなくなったり、普段弾いている曲が(まるで忘れてしまったかのように)弾けなくなったりします。
左足の高さを上げたくなる時はこれが理由かなと感じます。
足台の高さ調節にて多少良くはなりますが、違和感は拭いきれないでしょう。
それでは、こんな時の為にどうしたらよいかを考えていきます。
どうしたら良いか?
どこでも演奏できる携帯性の高いクラシックギターですが、
演奏する場所で椅子の高さは変わりますし、椅子がない時だってあるかもしれません。
そんな時の為にできることないでしょうか、2つ対策を考えてみましたので見ていきましょう。
普段練習をしているとき、ふと絶好調の時が訪れる事があるでしょう。
その機会を見逃さないことです!
ここで重要だと感じるポイントは
姿見(自身の演奏姿が確認できればOK)が効果を発揮する事です。
姿見を使い確認する項目は以下2つです、
- 座った時の左ひざの位置: 椅子より高いか低いか、それがどれくらいの位置にあるか
椅子の高さを確認する裏技として、
立った状態でひざ下に指を当てて、指何本分の位置に椅子が来ると良いかを図っておく。
椅子の理想の高さは40cmと言われることもありますが、外で椅子の高さを図ることはないでしょう..。
- 演奏中の右手の角度: 弦に対してどのような角度で右手の爪が当たっているか
右手の角度確認については、実際に自身の目で上から右手の爪を眺めて確認しておくと良いです。
鏡で見る形と、鏡ではなく実際に自分の目で上から眺める右手の角度は違いが生じるからです。
自身の弾けているときの演奏スタイルがイメージできていないと、いざ別の環境で演奏をする際に迷いが生じてしまいます。
イメージすることは重要な役割を担うことになる事でしょう。
こちらは最終手段になりますが、足台の調節でカバーが出来ない高さになるともうリカバリーが出来ません。
椅子の高さを選択できる状況にあるのならば、重要なポイントとなります。
できるだけ高さ調整が可能な足台を準備しておくことも一つの手となるでしょう。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました!
重要なポイントは、
ベストポジションの把握:座った際の左ひざの位置と右手の角度を把握しておくこと。
前もって意識をし、準備しておくことで、どんな状況でもベストコンディションを保てることを目指しましょう!
是非フリーマンのギターチャンネル、覗いて頂けたら幸いです!