こんにちは!フリーマンです。
クラシックギターが難しくて悩んだりすることありませんか?
今回はクラシックギター上達への近道を探りたいと思います。
電気も通さず生音で弾き、一本で複数の音を奏でるクラシックギター。
簡単に弾けるわけがないのもよく理解できます。
かといってがむしゃらに練習しても限界が来てしまう…。
少しでも早く上達するためにどんな近道があるのだろう?
ギター歴約30年を超えるフリーマンが探っていきます。
ゆっくり練習法
- 準備するもの
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メトロノーム、ゆっくり弾く覚悟
- 気を付ける事
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弾ける速度でメトロノームをセットし、それ以上のことをしない事
- コツ
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弾けないフレーズをピックアップし、重点的に反復練習をする事
一曲を気持ちよく弾きたい気持ちが先行しますがそこをグッとこらえる覚悟が必要になります!
このゆっくり練習法は上達をしてからも長く必要な手法となりますので、速いうちに慣れておくことがおすすめです。
演奏の手本(運指)を動画で見る
YouTube等でお気に入りを探そう!
昔は高いお金出して演奏家のDVDとかを借りるか買うしかなかったんです…
良い時代です
- 準備するもの
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スマホ(パソコン等)、インターネット接続環境(笑)
- 気を付ける事
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できるだけ上手で、自分が演奏したいスタイルで弾いている演奏家を参考にしてください
そして手元が見える動画が良いです
- コツ
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かっこいい演奏や音を確認するのではありません!
その演奏家の運指を確認しましょう!
大体エラーが起きているフレーズには「技術的問題」と「運指的問題」の二つがあります。
技術的問題の場合はゆっくり練習法が効果を発揮するのですが、問題は「運指的問題」のケース。
優れた演奏家はこの運指を研究します。
運指とは?
演奏するときの指の使い方を指します。
運指を研究する目的としては、自身が表現したい音を出す事、演奏をよりスムーズに運ぶことにあると感じます。
この運指自体が、その演奏家の特徴となり、あなたが理想としている演奏スタイルだったりします。
この運指が違うと、出したい音がそもそも出なかったり、(楽譜も完ぺきではないので)そもそも無理な指示があったりもします。
そうなると演奏はおろか、毎回そのフレーズは失敗を重ねます。
このエラーを早期解決するために、演奏家の運指を確認します。
早期に右手(弦を弾く方の手)を鍛えよう
- 準備するもの
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アルペジオがメインとなっている自分好みの曲を2~3曲選定しておく
- 気を付ける事
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爪を短くし過ぎないよう整えておいてください
引っ掛かったり、思い通りに音が出ず集中して練習が続けられなくなります
- コツ
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アルペジオ音の粒がそろう感覚が得られるまでがキモになります。
選定曲のおすすめとしては、難易度易しい順から
禁じられた遊び(作曲者不詳)>フィンガルの洞窟(メルツ)>アラールの華麗なる練習曲(タルレガ)
エレキギターなどの速弾きをイメージすると左手が大変な気がするのですが、クラシックギターは少し違います。
ベース音と共にメロディ音を演奏する為、右手(弦を弾く手)がネックになる事が多く発生します。
早い段階でここをクリアしておくことが上達の近道となります。
どれだけ左手が早く動いても、独奏曲として一曲完成させるためには複雑なベース音を鳴らす必要があります。
そのため、左手を華やかに動かすよりも右手を繊細に動かせた方が演奏の表現力に直結します。
そのための手っ取り早い方法が、楽曲を通してアルペジオに慣れていくことです。
アルペジオの整った音の粒感を感じる事が出来れば、飛躍的に上達する事が出来るでしょう。
まとめ
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
良い先生につき、良い教本に沿い、練習を積むこと。
こんなことを言ったら元も子もありませんね…。
現在は沢山の良い題材がネット上に数えきれないほど存在します。
そんな利点をいかしつつ、上達へ向けた近道3点を解説しました。
どれも取り組むまでにハードルが高いことはないかと思います。
練習に行き詰まった時や、「他にも方法がないかな?」と感じた時に参考に頂けたら嬉しいです。
是非フリーマンのギターチャンネル、覗いて頂けたら幸いです!